オルゴールが鳴る目覚まし時計
お気に入りの道具シリーズ第二弾。
道具っていうのとはちょっと違うかもしれないけど・・・。
目覚まし時計です。
小さい頃に父親に買ってもらったモノ。
たぶん30年以上は経ってますな。
これからは自分で起きなさい、
と言われて、
だってー、目覚まし時計もってないんだもーん、
と答えたら、
それもそうか、
という顔をして、
翌日だかなんだか、あっというまに買ってきてくれて、
家族はその素早さにびっくりした、という曰くのある時計です。
これがうれしくてねえ・・・。
自分専用っていうかなんていうか、
おにいちゃんのお下がりじゃない、女の子らしい洒落た時計を
「私に」買ってくれたっていうところが特別でした。
経年劣化で針が落ちちゃって長いこと使えなくなっていたんだけど、
捨てる気にならなくて引っ越しにも持ち歩いてきたんですが、
たまたま東急ハンズ(札幌)の1階に「時計の病院」っていう
時計の修理のお店があったので、現物を持って相談してみたところ、
修理してもらって、バッチリ! よみがえりました。
駆動部分は機械式で、だいたい一日一回、ゼンマイを巻きます。
うっかり巻き忘れると知らない間に止まってるので、
横に電波時計が置いてある。(笑)
後ろはこうなってます↓
上の方にあるのぞき窓を開けると、機械の動いてるのがちょっとだけ見えます。
中に本物のオルゴールが仕込んであって、時間になると生オルゴールがかかる仕掛けです。
だからオルゴールのゼンマイも時々巻かなくちゃいけない。
ゼンマイがゆるむにつれ、だんだん曲のテンポが遅くなる。(笑)
曲は「トロイメライ」です。
「ガラスの仮面」の速水真澄が唯一弾けるという曲ですな。
オルゴールが入ってるとおぼしき、
布張りの部分がやぶけちゃってて、
そこも直して欲しかったんだけど、
ムリに剥がすとプラスティックが劣化してて割れる可能性があるので・・・
とお断りされました。
プラスティックって、劣化するんですねー。