ぼちぼちおうち生活

浅く薄く移ろいゆく趣味と住居の覚え書き。

「恋愛適齢期」

仕事は順調で富と名声を手に入れていて海辺のプール付きの素敵な家を持っていて、
これまた社会的地位のある妹や、立派な仕事をしている超美人の娘とは仲良しで、
別れた夫とは仕事上の理解あるパートナーとして良い関係を保っている。

そういう54歳の女性が主人公。

もーそんだけ手に入れてたら十分じゃんー、
そんで恋人なんて別にいなくてもいいじゃんー、

って思ってしまった。

でね。それから、
さらに若くて素敵な男性からも言い寄られ、
娘の彼氏だった初老のプレイボーイともいいかんじに・・・。

恋愛適齢期

恋愛適齢期

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2007/09/07
  • メディア: DVD

要するに夢のようなお話なんだけどね。

キアヌリーブスがもう格好良くて格好良くて!!!
お医者さん(心臓外科医?)の役なんだけど、
清潔感があって頼りになる感じで、もう、すっごくステキなのよ!

キアヌリーブスってあんなに素敵だったのね。
高木美保が騒いでるの見て、そんなにいいかあ?って思ってたけど撤回する。
私が間違ってたよ。キアヌリーブスはめちゃめちゃに素敵だ!理性を失うほどに。
よく知らないオッサンを家に泊めるなんて絶対ヤダって思ったけど、
キアヌリーブスが往診に来てくれるなら看病してもいい!

でもね。主人公の本命はキアヌリーブスじゃなくって、ジャックニコルソンなのよ。
プレイボーイの彼氏が、
キミのことが忘れられなかった、本気で女性を好きになったのはキミが初めてだ、
とか言って改心して自分のところに帰ってくるってのは、世の女性の憧れなんでしょうかね。
いやー、映画みたいです。

別れを告げた後で、わんわん泣きながらエネルギッシュに脚本書きまくるシーンが好き。
この脚本家の人自身が、実体験をガンガン生かして書く人なのかしらね?

白いタートルネックをハサミで切るシーンがあるんだけど、
ああ・・・・・そうか、って思った。
これ書いた人は、身近な人が心臓病で倒れて付き添ったことがある。

実家の母が話していたんだけど、
祖父が心筋梗塞で亡くなる時、救急車で病院に運び込んですぐ、
その時着ていた服をハサミで切ったのだそうだ。
極力体を動かさないための処置らしい。
最初に切るのはあのラインだったんだろうな。心電図を付けるから。

娘役の人、どっかで見たことがあるな・・・と思ったら、
「隣のヒットマン」で殺し屋にあこがれる女の子役の人だった。
アマンダピートっていう女優さんだそうで、この映画の方がキレイ。

オープニングに美人が沢山出てくるんだけど、どの人も素敵。
監督がコメンタリーで「彼好みの若い女性達」って言ってるけど、
あの美女たちを魅力的だと思わない男がいるだろうか?
5才~100才くらいの男は全員、あの綺麗なお姉さんたちが好きだと思うぞ。