「犬とあなたの物語 いぬのえいが」
「いぬのえいが」の第二弾。
1作目がいまいちだと思ったくせに2作目も借りて観る。
で、今度の方が私は好きかな~。
短編を集めたオムニバス映画なので、
それぞれ話によって内容も雰囲気も長さも違ってて
それぞれ好きだったりそうでもなかったりするんだけど、
全体的にこっちのほうが見やすいと思う。
一番気に入ったのは一話目の中尾彬。
カフェで隣の席に座った女性が連れている犬の名前が「あきら」だというコメディ。
ラストは気の毒すぎるけど、「首輪がねじれるでしょ!」で大笑いしてしまいました。
あと、飼い主夫婦のダンナさんの方が若年性痴呆症にかかったエピソードで、
いろんなことを忘れて、自分がなぜ手に怪我をしているのかも分からない状態なのに
「ミサト(奥さん)も、ラッキー(犬)も、怪我しなかった?」
と、たずねるセリフにホロリとしました。
いろんな機能が落ちても、相手や周囲に対する思いやりや気遣いが残っていたら
むくわれる気持ちになるかもしれない。
最終話「バニラのかけら」は
ペットロスのお話。
このおねえさんには早く次の犬をお迎えして欲しいです。
優しい飼い主さんに譲渡を待つ保護わんこは大勢いるはず。
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まあそんなわけで、
3作目はどんなかんじになるんでしょうね。
もちろん、作るよね?