ぼちぼちおうち生活

浅く薄く移ろいゆく趣味と住居の覚え書き。

「プリンセスと魔法のキス」

白雪姫、シンデレラなどなど、ディズニーにはいろんなお姫様がいますけど、

この映画で誕生した新しいお姫様は、初の黒人系のお姫様です。

舞台はアメリカ南部のニューオーリンズ

ディズニーランドに浮かんでるような蒸気船とか、

カリブの海賊の最初のところみたいな湿地帯とか出てきて、

素敵な音楽がいっぱいで、

久しぶりにディズニーランドに行きたくなりました。

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ティアナは自分のレストランを開く夢のために、

友達と遊びにいくこともなく、毎日、働きづめに働いて、

一生懸命お金を貯めている。

一方、王子様はあこがれのジャズの街ニューオーリンズにやってきて

悪い呪術師にだまされてカエルの姿にされてしまう。

キスをしてもらえたら人に戻れるかも、と、

ある立派な屋敷の部屋にいた美しい女性にキスを頼む。

それは友人の服を借りたティアナだった。

しかし、王子が人間に戻るどころか、ティアナまでもがカエルになってしまった!

なんとか人間に戻らなくちゃ。

湿地帯に迷い込んだ二人はそこでジャズ好きのワニや親切な蛍と出会って、

みんなで森の奥に住む善い魔法使いのところに向かう。

旅をしていろんな経験をして、王子はティアナに恋をするんだけど、

さて、2人は無事に人間に戻れるのか、ティアナの夢はどうなるのか・・・

・・・・・・といったようなお話。

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「アラジン」と「リトルマーメイド」を作った人の3作目なんだそうで、

そう聞くと(なるほど!)と思えるミュージカルシーンの壮麗さです。

音楽もいいなあ~。

これでカエルの造形がもうちょっと良ければ、

転勤族のくせにDVDを買ってしまうところでした。

いろんなディズニープリンセスがいるけど、

ドレスのデザインはティアナのドレスが一番可愛いと思う。

あと、ティアナの幼なじみの親友(すごいお嬢様)は、

小さい頃から大人になっても王子様と結婚するのが夢だったのに、

ティアナが結婚することになっちゃってもイジワルするわけでもなく

嫉妬するわけでもなく、気前よく協力してくれて、

ほんとにイイヤツだなあと思った。

続編が出るのならぜひ彼女に幸せになってもらいたいものです。

ボーナストラックとして、

当初はこういうシーンになるはずだったけど、

という変更前のシーンが、ざっくりしたタッチの絵で収録されていて、

本編を見ていていまいちだと思ったところが2ヶ所もそこに含まれていて、

最初の方が良かったのにー! なんて思いました。

ともあれ。

あんまり日本では大々的に宣伝されてなかったと思われるこの作品、

ミュージカル好きの方には間違いなくオススメです。

良かったですよ~。

日本語吹き替えもいいけど、英語版のティアナの歌が素晴らしく魅力的です。

あとなぜか悪い呪術師の見せ場でかかる曲が好きだ。(笑)

特に最期のボンボンボンボン♪ ってやつ。