ぼちぼちおうち生活

浅く薄く移ろいゆく趣味と住居の覚え書き。

「スカイハイ 第6話 第7話」

第6話

とある出版社の、勤続40年の警備員が主人公。

尊敬し、心酔する社長が自殺を図っているところに遭遇し、

止めようとしてもみあううちに刃が当たり死亡。

イズコの勧めで現世を見に行ってみたら、

社長亡き後、負債の膨らんだ会社を建て直すために

これまでの堅い社風とは相容れない性風俗雑誌を出版していた。

こんな仕事はしたくない、と退社した社員も、

呼び戻されて売り上げの上がる仕事をするうちに慣れて

編集室には活気と勢いが出てくる。

「私には会社が人生の全てでした。」。

「私の人生は何だったんでしょう・・・。」

しかし元社長の妻である新社長も新しい方針に馴染めずにいた。

新社長は倒産の危険を承知で、性風俗雑誌をやめることを決める。

そして会社は倒産。

警備員は「現世をさまよいつづける」扉を選び、

会社のあったビルには警備員の幽霊が出るという噂が・・・。

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6話と7話の監督は篠原哲雄監督。

警備員に森本レオ

社屋の屋上にハト小屋があって、この警備員さんが世話をしてるんです。

警備員さんが亡くなってハトも放置されていたところに新社長がやってきて

(ハトはハト小屋の中に置かれた餌袋を食い破って勝手に食べてたので犠牲は少数)

ばーっと放すんだけど、ハトは帰巣本能があるからみんな帰ってくるんですね。

このシーンが迫力があって「おお~っ」って思いました。

このシリーズって予算はどうなんでしょう。

各話、同じ制作費で作られてるんでしょうか。

5話と6話が同じ制作費だとはとても思えないくらい、

5話はお金足りないんだろうな~って感じがするのに対して、

6話はそんな感じが全くしない。なぜこんなに差が?

セットを作るのとロケをするのとの違い?

それとももしや本当に全然違う制作費で作っているのか・・・・。

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第7話

デビュー目前で自動車事故を起こし、それから2年間、

意識がないまま病院のベッドにいてそのまま亡くなったミュージシャンが主人公。

「恨みの門」で目を覚ました彼がイズコに勧められて現世を見に行くと、

一緒に組んで音楽をやっていた相棒がデビューして、スターになっていた。

相棒は音楽バカで生活力が無く、コンビを組んでいた頃は

家賃を払わず、食事も抜いてギターを買ってしまったあげく

主人公のアパートに転がり込んでそのまま暮らしていて、

音楽へのこだわりを語るくせに一年間1曲も曲を書かずにいた奴だ。

2年後、デビューしてからも相変わらず、

「動かないんだよ、心が。」

と言って、周囲の諸事情を無視して行動している。

相棒に対する恨みを思い出した主人公は呪い殺そうかと思うが

しかし、相棒も苦しんでいること、彼の死を悼んでいる気持ちを知り、

生まれ変わりの扉を選ぶのだった。

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主人公が鳥羽潤

相棒に鈴木一真

うーん、申し訳ないけどこのストーリーだと、最後の、

命と引き替えにこの曲を授けてくれた、とまでいう曲に

もうちょっと説得力とかインパクトとか何かほしい・・・

・・・と思ってしまいましたごめんね。