炊飯器
10日ほど前に、炊飯器の液晶部分の表示が出なくなったので修理に出した。
当初の見積もりでは、修理して戻ってくるまで一週間から10日、
費用は7千円ほどになるだろうということだったのだが、
一週間経ったところで、15900円になりますがどうしますか、
と連絡があった。
故障箇所は、内蔵されている小さな電池が電池切れになったため。
それだけ取り替える方法がないので基板ごと代えるのだそうだ。
その炊飯器は買ってから約5年。
そんなに長く使ったというわけでもないと思うのだが。
そういうわけで故障してからずっと、鍋でごはんを炊いておるわけです。
たま~に、ゆとりのある時に鍋で炊くのはいいけれど、
きっちり時間通りに失敗なく炊くのが義務になるのは、
けっこうなストレスになるのだと知りました。
修理を続行するかどうかの決定をひとまず保留にしてもらって、
電気屋さんに炊飯器を見に行ったら、
いっぱい並んでて、一万円未満のものから10万円くらいのものまで
まあ幅が広いことといったら。
でもあんなに並んでるのに、どうして中間価格帯に白がないんだろう?
なんか暗い赤とかメタリックなベージュみたいなのとかばっかりで、
年配の女性向けの化粧品みたいなデザインだ。
どんなインテリアに合わせるつもりで出しているんだろう。
機能とデザインに散々悩んで、
どんなに高いの買っても、事実上使い捨てなのかもしれないな、
なんてやるせない気分になったりして、
でももうそろそろ炊飯器でタイマー炊飯したいよ、
と思うので、
結局、メタリックなIH方式が主流の時代に、
白くて丸くてつるんとしたマイコン式を購入しました。
これなら最大が700Wくらいなのでコンセントに悩まずに済むし、
炊くときの音が静かなはず(たぶん)。
以前使っていたのはIHで圧力がかかるやつ。
たぶん味は以前のものの方が濃いんだろうけど、
お米の味をしっかり味わいたい時はルクルーゼで炊くと割り切って
こういうダウングレードな選択もありかな、と。