ピンバッジ
ピンバッジが好きだ。
(缶バッジではない)
もともと好きだったんだけど、札幌に住んでいる時に藻岩山のロープーウェイ乗り場でピンバッジのガチャガチャを見つけて、吸い込まれるように引き寄せられて、こんなものがあるのか~と思いながらついつい1回。
(ガチャガチャって分かりますよね?丸いプラスティックケースの中に物品が入っていて、お金を入れてハンドルを回すとコロンっと一つ出てくる。どれが出てくるかは選べない。)
我が家は転勤族である。
モノを増やすのは慎重になるべきなのだ。
しかも札幌の家は狭くて大変だったのだ。
でもこの大きさは、つい、「これならまあいいか~」って思っちゃうよね?
で、出てきたのは木彫りの熊のだった。
大人の理性で我慢して、そこまでにしておいたのだ。
その後、東京に引っ越して、このあいだ浅草寺に行ってきたのだ。
仲見世を歩いていくと、なにやらそれらしいガチャガチャが置いてあるではないか。
実はひそかに、札幌ご当地シリーズへの未練があった私。
幸いにもどれが当たってもいい絵柄ばかり。ここでリベンジだ!
出てきたのは浅草寺だった。
キラキラでちょっと豪華なかんじ。
個人的にはもうちょっと小振りな方が好みだけど、これはこれで良し。
ここで風神が出ていたら雷神が出るまでやってしまいそうだ・・・と思いつつそこで引き上げて帰った。
さっきこの2つを出してきて、
このそれぞれに付いていた小さな紙を見ると、
どちらにもご当地ピンズという名前がついているのに、
まるで違う会社名が載っている。
ひょっとしてどっちかが真似っこしてるのか?と思い
ネットで検索してみた。
するととんでもないものを見つけてしまった。
会社名については発売元と登録商標の違いで解決。
問題はそこではない。
「ご当地」と名の付いている時点で気付くべきだったのだ。
このシリーズが膨大なバリエーションで出ていることに。
たとえば北海道だけでこんなかんじ。
http://www.gotohchi.com/hokkaido/index.html
新幹線や高速道路、水族館をテーマにしたものまである・・・・。
やばい。やばすぎる。
こういう、ちっちゃいものがいろんなバリエーションでいっぱいあるというのはマズイのだ。
しかもクマノミだのペンギンだの、所有欲をピンポイントで攻撃される図柄はもういったいどうしてくれようか。
欲しい~。
こういう物欲って何なんだろう。
これってコレクション癖っていうんだろうなー。
身軽に暮らしたいと思うのにこの物欲はどうしたものだろう。
この先、どこかに旅行に行ったら必ず探してしまいそうだ。