「愛しのローズマリー」
久しぶりに映画復活。
途中から少しだけ見たことがあったので最初から見たかったことと、
題名にローズマリーって出てくるし、
ジャック・ブラックが出てるから見た。
ハル(ジャック・ブラック)は女性を外見のみでしか判断しない男に成長して日夜ナンパに励んでいたのだが、催眠術をかけられて、女性の心の美しさがそのまま外見として見えるようになる。そうと気付いていない彼はいつものように絶世の美女に声をかけたら大成功。しかしその美女は実際には超肥満体だった。そして・・・・・・・・という映画。
この美女を演じている女優さんが、めっちゃめちゃキレイで可愛い。
グウィネス・パルトロウという女優さんなんだそうだ。
彼女を見るだけでも一見の価値のある映画だと思う。
おそらく、この映画が伝えたいことは、
「人は見た目じゃないよ」
ということだと思う。
外見が美しいだけの女性ではなくて、内面が美しい女性を選ぼう、と。
だけどねえ。それ以前に、
恋人になるなら、まずは外見の釣り合いが大事、
みたいな前提を強く感じてどうも・・・うーん。
ストーリー以前の前提として語られるこの部分に
違和感を感じるのは私だけではないはず。
それに、外見にとらわれない人=心が美しい、
っていうのもどうなんだろう。
声フェチは外見のフェチよりも心が美しいの?そんなことないでしょ。
若くてセクシーなねえちゃんこそこの世の全てだ、という主張には一理あると思う。お尻と胸が発達してるということは性的に成熟していて妊娠可能であることに直結しているし、若ければ妊娠の確率も高い。生殖のみを目的として、会話を楽しむとかその後の人生を共に助け合うとか子供をきちんと育ててくれるか、ということを全く考えなければ、その選択肢は十分にアリだろうと思う。
進化の過程で身につけた本能なんでしょうね。
まあそういうわけで、
テンポも良いし、面白いし、笑えるし、
とてもいい映画だったし、
オススメなんだけど、
個人的にはいろいろ余計な事を考えてしまったのだった。
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