弦を張って、チューニングして、
えー、キレイにしてやったギターに弦を張りました。
(ここまでのいきさつはこちら)
アコースティックギターの弦って、6本ワンセットで500円くらいなんですね。
買って初めて知りました。
もっと高いかも?と思っていたので、正直、
出費がこれだけで済んで、安い娯楽だと思いました。
入門編の教本と弦と合わせて、2千円強といったところ。
教本とにらめっこしつつ、弦を張る。
この弦っていうのがスチール弦って言うだけあって、金属なんですね。
巻き取る部分に通してひっぱって、ちょっとゆるめて、
それからキューッとひっぱりながら巻くんだけど、
力を入れてひっぱると、細いワイヤ、もとい、弦で持ってる指が切れそう。
(薔薇の作業用の革手袋があるといいなあ・・・あれをはめてやるといいだろうな)
と、思った瞬間に何か重大な事実に気付いたような、
イヤな予感がした気がしたけど、
そこでそれを考え始めるとまずいというか、
そこに弦を張ってないギターがあり、買った弦がそこにある以上、
ほかに選択肢は無いのだから、
邪念をふりはらって作業を続けるのであった。
6本全部張り終わったら、さっそくチューニング。
うちにはデジタルピアノがあるので、それで合わせる。
それが済んだら、
さあ!
コードを押さえてジャーンってやってみるぞー!
と思ったところが。
イヤな予感的中。
ギターって素手で弾くんだよね。
弦をひっぱって痛いということは、
指先で押さえて痛くないわけがない。
教本の最初に載ってる、Cのコードで既に無理。
弦を押さえる指が切れそうに痛い。
普段労働をしていないヤワヤワな薄い手の皮が
どうにもこうにもムリ。
それに加えて、そもそも指先の形がギターに向いてない。
中指・薬指はいいとして、
人差し指の先が、指のかなり先の方まで爪と身がくっついていて、
ちょっととがったように細くなっている。
あかん。絶望的だ。
刺繍にはけっこう便利なんだが。
その上、どうにもこうにも手が小さい。(ちなみに身長152㎝弱)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 orz
えー。
ものになりそうにない、ということが判明しましたが、
なんだか愛着がわいちゃったしなんかくやしいので、
時々さわって、音階なんか弾いてみたりしています。
一本ずつ、ゆっくりなら押さえられます。
数日が経ち、指先は少しずつ慣れてきて、
初めほど痛くはなくなりました。
でも・・・教本のコードと押さえ方の一覧表を見たら、
どれもこれも弾けるようになる気がしない。
手の大きさが物理的にムリだと思う。
くっそー、
なんとかならないかな。