「リトル・ミス・サンシャイン」
オリーブは7才の女の子で、ミスコンテストに出るのが夢。
「リトル・ミス・サンシャイン」という子供のミスコンテストにオリーブを出すために、
家族みんなで車に乗って遠いコンテスト会場に向かうお話。
「9段階プログラム」という自己啓発セミナーに固執するパパ、
ゲイで失恋から自殺未遂をしたおじ、
ずっと誰とも一言もしゃべらずにトレーニングに励む兄、
ヤクをやってるエロ大好きなおじいちゃん、
・・・・・登場人物はどこか社会に適合しずらい人ばかり。
これが会話といいエピソードといい、なんだか知らないけどすごく面白かった。
すごーく面白かった。
コンテストの前夜、おじいちゃんに、
「負けるのが怖い、パパは負け犬がきらいだから。」
といってベソをかくオリーブに、
「負け犬ってのはな、負けるのが怖くて何にもやらない奴のことだ。
最初からな。だが、おまえは違うだろう。」
って話すシーンがすっごく良かった。
みんな、何かすごく欠落したところがあるんだけど、
いいところもあるんだよね。
おじと兄の組み合わせも良い味だしててナイスだ。
ただねえ、私も女の子のいる母親なもので。
オリーブのママは娘がステージでどんな踊りをするのか気にならなかったのかねえ?
チェック入れずにはいられないけどな。
そうは言っても、
この映画はものすごくオススメです。
見て良かった。
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- メディア: DVD