「ビフォア・サンセット」
キャッチフレーズは
「忘れられない人がいる、すべての人のための85分」。
なんと「恋人までのディスタンス」という映画を撮ってから、
まったく同じ配役・同じ監督で、
映画の中と同じだけの9年という時間が経ってから撮られた続編です。
役者さんが二人とも、いいかんじに年を重ねていて素敵でした。
前作で、つかの間の恋に落ちて再会を約束した二人は、結局、
約束の半年後には会えなかったらしい。
作家になった彼は彼女との思い出を小説に書いて出版し、
それに気づいた彼女と書店でのサイン会場(?)で再会する。
そして街を歩きながら話す。
来られなかった理由や、
お互いの近況、
その本の感想、などなど・・・。
「でも、あの夜のことはかなり美化されてた」
「表向きはフィクションって設定だから」
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いやー。前作はそんなにすごく面白いとは思わなかったんだけど、
今回はなんだか登場人物が設定通り年を重ねていることもあり、
やたらめったらリアルな会話といい、すんごい現実味があって、
えっらく面白かったです。
これからどうなんの??
って思いながらすっかり引き込まれて観ました。
よくわかんないけど、
脚本が練ってあるんでしょうねえ。
一作目より続編が格段に面白いと思ったのは初めてかも。
こっちの方が自分の年に近いせいか?
でもちょっと性的な話が多すぎるかなー。
たぶんあけすけに話せるくらいに年を取ったということを表したいんだろうとは思うけど・・・。
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さーて、この後、彼はどうするんでしょうね?
車の中の会話からするとそのまま帰るのもなんだねえ。
だからと言ってそれっきり帰らないってのも、それはそれで人としてどうかと。
うーん。どうするんだろう。