ぼちぼちおうち生活

浅く薄く移ろいゆく趣味と住居の覚え書き。

『あの子を探して』

「初恋の来た道」を大好きだと言ったら、
だったらこれも好きなんじゃない?と言って貸してくれたもの。

中国の奥の方の貧しい農村にある小さな小学校で、
13才の少女が先生の代わりを勤める。
代わりをしている間、生徒を減らすなと言われて
出稼ぎに出た少年を連れ戻すため町に出て一生懸命探す・・・
という話。


なんの気なしに見始めて、うっ、しまった、と思う。
昨日、参観日だったのです。
イムリーすぎる。しかも年格好も人数も同じくらいだ。
部屋と服装が違うだけで、子供はどこも同じだなあ。
学校に泊まってる子たちはまだほんとに子供なのに、
あの子たちみんな置いたまま町に何日も行っちゃって、
そっちは心配じゃないんだろうか?
しっかり者の学習委員がいるから大丈夫なのかな。

大して出来なくても、大丈夫だ、出来ると言い、
全てにおいて押しが強いのは中国女性に共通しているのでしょうか。
昔の職場で、ボスのところにアポ無しでいきなり直談判しに来た中国の女性と
論理展開がそっくりです。先にこれを見ていればもっとはっきりモノが言えたかも。

おそらく主題は、
先生は生徒といっしょに成長していくもの、ということなんだろうと思う。
でもこの子もうちょっと教育した方がいいよね。

映像とか光とか空気の感じはかなり好き。

あの子を探して

あの子を探して