ぼちぼちおうち生活

浅く薄く移ろいゆく趣味と住居の覚え書き。

「世界にひとつのプレイブック」

主人公のパットが精神科病院にいるところからはじまる。

感情の振れ幅を制御できなくて衝動的になってしまう彼は、

どうやら傷害事件を起こして入院したらしい。

パットには別居中の妻ニックから接近禁止命令が出されている。

にもかかわらずパットは現状を認めることができず、

ニックとは愛し合っていてニックが戻れば全てがうまくいくと信じている。

傷害事件は、妻ニックの浮気現場で浮気相手をメチャメチャに殴ったことだった。

(ここで、見てる人はみんな、これはしょうがないよな~と思うと思う)

退院した彼のところには騒ぎを起こすとすぐに警官がやってくる。

ニックを取り戻すために体を鍛え、ニックのために本を読み、

セラピーに通い、ニックに偏執的にこだわり続ける。

ある日、友人夫妻のディナーに呼ばれた彼は、

そこで友人の妻の妹のティファニーを紹介される。

友人夫妻はニックと今も交流があるから、

もしかしたらつながりができるかも、と期待して来た彼は

ティファニーに興味は無い。

ティファニーは夫を亡くして、そのショックから感情が不安定になり、

職場をクビになり、こちらも状態が悪くなっていた。

パットとティファニーはディナーの席で精神科の薬の話題で盛り上がって

友人夫妻にドン引きされる。

その後ジョギング中に再会して、

ティファニーから、ニックに手紙を渡してあげるから

ダンス競技会のペアとして出場して欲しいと頼まれる。

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パットは騒ぎを起こさずにこのまま暮らせるのか、

ティファニー(うまくいけばいいのに)との間に進展はあるのか、

さらには親父さんの賭け事で一家の経済状況は、いったいどうなる・・・・・・という映画。

すごく面白かったです。

いや~もう、友人夫婦グッジョブ!ですよ。

愛する対象を失ってどんなに深く傷ついても、

新しい恋がその傷を癒やしてくれる。

どんな薬よりもセラピーよりも、美女の効き目はすごいですね~。

いい映画でした。

ティファニーがパットの親父さんに、

贔屓のチームは自分とパットが会っている時に勝つ、というデータを

数字を挙げてずらずら~っと並べてみせるシーンが好きだ。

もともとは頭の良いイイ女なんだよね。